学習塾は当然生徒が集まらなければ、経営がなりたちません。最初の生徒を獲得するのはもちろん大変ですが、その後もずっと生徒が増えないのであれば、確実に何か問題があります。今回は生徒が集まらない理由と効率的な生徒募集の方法について書いていきたいと思います。

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生徒集めは学習塾経営の最大の課題!

私の勤めていた塾は生徒数が約1万人ほどの総合学習塾でしたが、生徒数に関しては、会議があるごとに「これ以上減らさなないように!」と厳しく言われていましたね。2000年頃は塾業界も調子が良く、生徒数のグラフを見てみるとどんどん右肩上がりで増えていたようです。しかし、ピークを過ぎた頃から徐々に生徒数が減ってしまうように…。

それからは教室内でも、終業ミーティングで毎日のように「どうやったら生徒が増えるか、これ以上辞めないか」について話し合っていました。

生徒が集まらないのには様々な理由がある

「授業が下手くそ」「成績が全く上がらない」「教室が汚い」といった塾には生徒も集まらないというのは誰でも分かると思います。「分かり易い授業を行っている」「リフォームしてキレイな教室にした」「チラシを配り宣伝も頑張っている」など努力はしているものの生徒が集まらないのにはどんな原因があるのでしょうか?私は実体験を元に以下の2つが大きな理由だと思います。

少子化の影響

残念ながらやっぱり少子化の影響は大きいです。よく会議などでは「一人の子どもにかける教育費は増えているし、塾に通う子どもの割合も増加している」と言われていましたが、現場の意見を言わせてもらうと、母数が減っているのはかなり厳しい状況だと感じていました。そんなキレイごとばっかり言っている上層部にみんなイラっとしていましたね。

近隣の中学や高校でもどんどんクラス数が減っていましたし、一クラス減るとそれだけで40人近く母数が減ってしまう訳ですから、正直キツイです。ひどい所では、統廃合が進んで学校が一つ無くなるという事も。それでも「上からは何とか去年と同じ生徒数を確保しろー!」と言われ…。

塾に通う割合は確かに増えているんでしょうけど、これから塾を経営するのであれば、それ以上に少子化も思ったより進んでいると覚悟しておいた方がいいと私は思います。

どんなに良い塾を開いたとしても、そこに生徒がいなければ続けていくのは無理です。もちろんエリアによっては新興住宅地などが沢山出来て、子どもの数が増えている所もあるので、そういう部分も含め立地条件は重要になってきます。

ライバル塾の存在

私たちの塾は地元では、名前を知らない人がいない位有名な塾だったので、そんなに頑張らないでも生徒が集まる時代もありました。しかし、そんな時代は長く続かず…。

2000年の後半頃からでしょうか。衛星授業を行うあの有名塾が徐々に私たちのエリアにも進出してきたのです!

衛星授業と言えば、テレビでバンバンCMをしていますし、都会でしか受けられないような有名予備校講師の授業が受けられるとなれば、そっちに流れてしまうミーハーな高校生も沢山いました。

でも逆に他塾から引き抜こうと思うと、やはりそれはそれで難しいものです(´・ω・`;)

塾に通う子どもの割合が増えているという事は、それだけすでに塾に通っている生徒も多いという事。つまりは、新しく塾を開業するとなれば、別の塾に通っている子どもたちを自分の塾に呼び込む事も必要なのかもしれません。

また今は子どもの多いエリアに、様々な塾が乱立しています。生徒を互いに取り合っている状態なので、いかに自分の塾が素晴らしいか営業するのも生徒数を増やす重要なポイントだと言えます。

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では、生徒はどうすれば集まるのか

 生徒集めの方法は色々ありますが、個人的にはポスティングチラシ配りは対費用効果が少ないと思っています。チラシも沢山配っている割に問い合わせは本当に少ないです。問い合わせがあったとしても、内容だけ聞いて入らない人もいますからね。

一方で着実に生徒数を増やしたいのであれば、やはり口コミ友人紹介の方が大きいのではないでしょうか。個人塾を始めた友人の様子を見てみると、親戚関係や近所の子どもなど身近な所からしっかりと勧誘していました。固定して何人か来始めると、そこから徐々に評判で生徒が増え始め、そこそこ成功しているようです。

よく窓から教室が見える学習塾がありますが、広い教室に生徒が1、2人しかいないと、いかにも「この塾流行っていないな~」という感じがしますよね。逆に教室にぎっしりと生徒が座っていると「きっとこの塾は成果が出るから、人気に違いない」と思う保護者の方も多いでしょう。

ちなみに塾講師時代には、上司から「生徒が15人位の時が一番増えやすい」と言われました。確かに集団心理というんでしょうか。私の場合は集団指導塾でしたが、確かに生徒数が10人以下位になってくると、授業も活気が減ってきますし、「私も辞めちゃおうかな…」みたいな負のオーラが伝染していくような事もありました。

塾経営は始めが肝心だと思いますので、これから学習塾を開業するのであれば、最初にある程度確実に通ってくれる生徒を確保しておく事をおススメします。

 

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